この利用規約(以下,「本規約」といいます。)は,Asklemedica(和名:アスクレメディカ,以下,「Am」といいます。)が提供するサービス(以下,「本サービス」といいます。)の利用条件を定めるものです。アドバイザーの皆さま(以下,「アドバイザー」といいます。)には,本規約に従って,本サービスをご利用いただきます。
第1条(本サービス)
Amは本サービスを通じて知見を求めるクライアントと知見を提供するアドバイザーに機会を提供するものであり,アドバイザーはクライアントに対して相談を実施します。アドバイザーの知見提供に関する契約は,クライアントとアドバイザーの間で直接成立するものとし,Amは契約当事者とはなりません。
第2条(適用)
- 本規約は,アドバイザーとAmとの間の本サービスに関わる一切の関係に適用されます。
- Amは本サービスに関し,本規約のほか,ご利用にあたってのルール等,各種の定め(以下,「個別規定」といいます。)をすることがあります。これら個別規定はその名称のいかんに関わらず,本規約の一部を構成するものとします。
- 本規約の規定が前項の個別規定と矛盾する場合には,個別規定において特段の定めなき限り,個別規定が優先されるものとします。
第3条(利用資格)
- 以下に該当する場合には,アドバイザーとして登録することができません。
a. アドバイザーとして登録することにより,利害衝突又はその可能性が発生する場合
b. 未成年者,成年被後見人,被保佐人又は被補助人のいずれかであり,法定代理人,後見人,保佐人又は補助人の同意を得ていなかった場合
c. アドバイザーとして登録をすることが法律や規則,所属する組織の内規によって禁止されている場合
d. その他Amが不適切と判断した場合 - アドバイザーとして登録を申し込む者は,申込みにあたり,以下の事項が全て真実であることを表明し,保証するものとします。
a. 登録時に提供した情報
b. アドバイザーがクライアントに対して知見を提供するにあたり,必要な資格を保有していること
c. 第三者個人・法人(あなたの雇用主,前雇用主,またはアドバイザーが顧問役務を提供する(した)個人・法人,もしくはアドバイザーが
顧問役務を提供する窓口となる(なった)個人・法人を含むがこれに限定されない)との間で締結した契約違反が発生しないこと
d. アドバイザーの加入および参加により,第三者個人・法人(あなたの雇用主,前雇用主,またはアドバイザーが顧問役務を提供する
(した)個人・法人,もしくはアドバイザーが顧問役務を提供する窓口となる(なった)個人・法人を含むがこれに限定されない)の定
める義務,方針又は職務規律の違反が発生しないこと
e. アドバイザーの加入および参加により,アドバイザーが権限を有しない機密情報(企業秘密を含む)を開示しないこと
f. アドバイザーの加入および参加により,企業や公益に関する重要な未公開情報を第三者に通知,開示しないこと
g. アドバイザーの加入および参加により,法令,および規則に違反しないこと
h. 過去に,守秘義務違反や善管注意義務違反について訴えられたことがなく,金融商品取引法違反の捜査対象となったことがないこと
第4条(同意)
以下の職種等に該当する場合には,アドバイザーとして登録するにあたり,以下の点に同意のうえ登録をするものとします。
- 公務員
法律や規則等によってアドバイザーとして知見を提供することが禁止されている場合,アドバイザー登録はできません。また,政府(若しくはその機関),政府により所有されまたは支配される組織,企業,公的国際機関又は,政党の職員,役員,又は議員候補者といった公的な立場で行為するその他の者である場合には,議決権を有する,又はその他影響を及ぼすことができる立法,規制,製作,契約若しくはその他の事業について議論しないこと。 - 弁護士
ご自身のクライアントについての情報を開示しないこと。 - 監査人
現在監査人または元監査人である場合,ご自身が現在監査中または過去3年間に監査した企業または他の組織について言及しないこと。
第5条(利用登録)
- 本サービスにおいては,登録希望者が本規約に同意の上,Amの定める方法によって利用登録を申請し,Amがこれを承認することによって,利用登録が完了するものとします。
- アドバイザーへの登録は,実名のみによって行うことができます。また,アドバイザー登録にあたり,Amは,本人確認を目的として公的書類の提出を求めることがあります。
- 登録情報に変更があった場合,Amの定める方法により当該変更事項を延滞なく通知するものとします。
第6条(アドバイザーの責務)
- アドバイザーは,Amのクライアントが個別に用意した案件,又はAmが承認した案件のみを引き受けるものとします。
- クライアントからの追加の業務又は案件の依頼があった場合には,業務着手前にAmからの承認を得るものとします。
- Amのクライアントが個別に用意した案件のうち,事前にAmの承認を得ていないものについては,報酬の支払は行われないものとします。
- アドバイザーはクライアントに対し,業界最高水準の専門性をもって,適宜かつ誠意をもって一切の案件を処理するものとします。
第7条(機密保持義務)
- アドバイザーは,Amが書面等にて許可した場合を除き,本サービスに関して知り得た情報の一切(以下「秘密情報」という。)を厳重に機密扱いとし,その伝達,暴露又は開示を行わないものとします。
- アドバイザーは準拠法に従い秘密情報の開示を要求された場合には,すみやかにその旨をAmに対し通知し,Amと協議するものとします。
- アドバイザーは個人的利益(投資又は取引上の判断決定を含む)のために秘密情報を使用しないものとします。
- 本条に定める秘密保持義務は,秘密情報が公知となり一般利用が可能となるまでの間,存続するものとします。
第8条(アドバイザー利用料)
- アドバイザーが,本サービスを通してクライアントから案件を受注した場合,アドバイザーはAmに対し,Am所定のサービス利用料を支払うものとします。
- Amは,前項のサービス利用料について,次条に基づいてクライアントから受領した報酬から控除して受領することができます。
第9条(アドバイザー報酬)
- アドバイザーは,クライアントから支払われる報酬の受領業務をAmに委託するものとします。
- アドバイザー相談完了後,アドバイザーはAmに完了報告を行うものとします。Amが完了報告を受領し、かつクライアントへの確認をしたのち,Amは本サービスのアドバイザーの対価として,クライアントよりAmが受領した報酬から,Amが別途定め,Amとアドバイザーで合意した,手数料を差し引いた後の金額(以下「アドバイザー報酬額」といいます。)を,アドバイザー相談実施日が属する月の翌月末までに,Am所定の方法によりアドバイザーへ振り込みます。アドバイザー報酬額の振込(国内送金又は海外送金を問わない)にかかる全ての費用及び手数料(送金手数料も含む)は,アドバイザーが負担するものとします。なお,アドバイザー報酬額は前述の期間中にAmによって保持され,利息計算の対象とならないものとします。
- 本規約の規定に従い,アドバイザーがクライアントからキャンセル料を受領することができる場合も,前項の規定を準用し,アドバイザーは完了報告を行うものとします。
- アドバイザー報酬の支払いは,別段の合意がない限り1分間を最小単位とし,Amの書面等による合意がある場合を除いて,事前に合意した報酬額に従って1分ごとに割り当てて支払われます。
- アドバイザー業務が予定の時間を超える場合にも,本規約の規定に従い,事前に合意した報酬額に従って1分ごとに割り当てて支払われます。
- クライアントが支払金額又は知見提供内容について異議申立てをした場合,Amは異議の申し立てが解決されるまで,支払い保留を選択することができます。また,支払いに関する異議申立ての当否については,Amが判断することに,アドバイザーは同意します。
- アドバイザーが第12条または第13条に規定している禁止事項に違反している,あるいは第14条に規定している事項を遵守していないとAmが判断した場合,アドバイザーはアドバイザー報酬を受け取れない場合が発生することがあります。
第10条(キャンセル規定)
- アドバイザーとの相談日時決定後,相談日時前に,Amがクライアントから相談のキャンセルを希望する旨の通知を受領した場合,Amは直ちにアドバイザーにキャンセルを通知するものとします。
- 前項に基づきクライアントがキャンセルをした場合,以下に定めるキャンセル料が発生します。
a. 相談実施予定日前々日を含むそれ以前のキャンセル(日本時間):発生なし
b. 相談日時予定日前日以降のキャンセル(日本時間):Amとアドバイザーで合意した報酬の50%
第11条(税金の取り扱い)
アドバイザーは,日本およびその他の課税義務が適用される国の税法に則り,自己の責任において税務処理を行うものとします。
第12条(禁止事項)
- アドバイザーは,本サービスの利用にあたり,以下の行為をしてはなりません。
a. 法令または公序良俗に違反する行為
b. 犯罪行為およびこれに関連する行為
c. 本規約に違反する行為
d. 他人の著作権その他の知的財産権を侵害する行為
e. 他人の財産,プライバシーもしくは肖像権を侵害する行為
f. 本サービスによって得られた情報を商業的に利用する行為
g. Amのサービスの運営を妨害するおそれのある行為
h. 不正な目的を持って本サービスを利用する行為
i. Amのサービスに関連して,反社会的勢力に対して直接または間接に利益を供与する行為
j. クライアントに対する相談業務を第三者に行わせる行為
k. 故意にコンピュータ・ウイルスその他の有害なコンピュータ・プログラムを含む情報を送信する行為
l. 学歴,職歴等の経歴を詐称する行為
m. その他,上記事項に類似し,Amが適切でないと判断する行為 - 上記禁止行為に該当するとAmが判断した場合,Amは,事前に通知することなく,利用停止または禁止行為に該当すると判断された登録情報の抹消等の必要な対応を講じることができるものとします。また,Am,上記禁止行為をアドバイザーがしたことで,クライアント,または他の利用者に損害が発生した場合,アドバイザーは,損害賠償義務を負うものとします。
第13条(譲渡禁止)
- アドバイザーは,本サービスに関する権利について,第三者に譲渡し,又は質権の設定その他の担保に供する等の行為ができないものとします。
- アドバイザーの地位は,一身専属のものであり,第三者が承継することはできないものとします。
第14条(コンプライアンス)
- アドバイザーが現在,特定企業・団体の従業員,取締役,役員等である場合,当該企業・団体の直接競合他社であるクライアント対して知見を提供しないものとします。
- アドバイザーが弁護士,その他の専門家である場合に,法令で第三者から案件の紹介を禁止される場合に該当する場合,アドバイザー業務はしないものとします。
- アドバイザーが監査人又は元監査人である場合,アドバイザー自身もしくはその雇用主が現在監査を行っている,又は過去3年間に監査を行った会社や組織に関するアドバイザー業務はしないものとします。
- アドバイザーが新規株式公開(IPO)により証券を発行する会社,公開買付けを実施する会社,その対象会社,もしくは公開買付けに関連して会社を代表して行動している会社の従業員または役員である場合,当該IPOの開始まで,または当該株式公開買付けが進行中の間のアドバイザー業務はしないものとします。
- アドバイザーは,事前のAmからの書面での明示的同意なしに,クライアントのために実施した業務の対価として,Am以外からの如何なる報酬も受け取らないこととします。
第15条(利用制限および登録抹消)
- Amは,アドバイザーが以下のいずれかに該当する場合には,登録の申請を承認しないことがあります。また,登録後においては,本サービスの全部もしくは一部の利用を制限し,または利用停止,禁止行為に該当すると判断された登録情報の末梢等必要な対応を講じることができるものとします。 また,その理由については一切の開示義務を負わないものとします。
a. 過去本規約に違反した,もしくは本サービスの資格取消等の処分を受けたことがある場合
b. 本規約に違反するおそれがある場合
c. 登録情報に虚偽の情報があること,その他第3条第2項において表明し,保証した事項が虚偽であることが判明した場合
d. その他,Amが本サービスの利用を適当でないと判断した場合
第16条(利用環境)
- アドバイザーは,本サービスを利用するために必要な通信機器,ソフトウェアその他これらに付随して必要となる全ての機器を,自己の費用と責任において準備し,利用可能な状態にしておくものとします。また本サービスを利用するにあたっては,自己の費用と責任において,アドバイザーが任意に選択した電気通信サービスまたは電気回線を経由してインターネットに接続するものとします。
- アドバイザーは,関係官庁が提供する情報を参考にして,自己の利用環境に応じ,コンピュータ・ウイルスの感染,不正アクセスおよび情報漏洩の防止等セキュリティを保持するものとします。
- Amは,アドバイザーによる本サービスの利用環境について一切関与せず,また一切の責任を負わないものとします。
第17条(退会)
- アドバイザーは,Amの定める所定の方法でAmに通知することにより,本サービスから退会できるものとします。
- 退会にあたり,Amに対して負っている債務がある場合には,アドバイザーは,Amに対して負っている債務の一切について当然に期限の利益を失い,直ちにAmに対して全ての債務の支払いを行わなければなりません。
第18条(免責)
Amは,基本的にアドバイザーとクライアントの接触には関与せず,Amが用意する案件に関しアドバイザー及びクライアントに対しいかなる形での義務又は責任も負わないものとします。
- Amは,本サービスに起因してアドバイザーに生じたあらゆる損害について,Amの故意または重大な過失がない限り,一切の責任を負わないものとします。
- Amは,本サービスに関連して生じたアドバイザーと第三者の間におけるトラブルについて一切の責任を負わないものとします。
- アドバイザーが本サービスを利用することで,Am,他の利用者に損害が発生した場合,アドバイザーは,損害賠償義務を負うものとします。
第19条(サービス内容の変更等)
Amは,アドバイザーに予告することなく,本サービスの内容の一部または全部を変更,もしくは本サービスの提供を中止することがあります。Amは,これによってアドバイザーに生じた損害について一切の責任を負いません。
第20条(本規約の変更)
Amは,必要と判断した場合には,アドバイザーに予告することなく,本規約を変更することができるものとします。変更後の本規約は,Amが別途定める場合を除いて,Amウェブサイト上に表示した時点又はアドバイザーに対し通知した時点より効力を生じるものとし,本規約の変更の効力が生じた後,アドバイザーが本サービスを利用することにより,変更後の本規約に同意したものとみなされます。
第21条(個人情報の取扱い)
- Amは,個人情報を取得および利用する場合には,利用目的を明確にし,あらかじめ本人の同意を得た場合および個人情報の保護に関する法律,その他法令により例外として取り扱うことが認められている場合を除き,以下の利用目的の範囲内で個人情報を利用します。
a. Amサービスの提供のため(この目的には,アドバイザーの氏名,連絡先,ご勤務先を伏せた情報をクライアントに提供することも含み
ます)
b. アドバイザー依頼およびクライアントとの調整の連絡や情報提供
c. アドバイザー報酬の振り込み
d. Amの業務に関連する情報提供・運営管理,サービスの充実
e. 本サービスの利用状況等を調査・分析するため
f. 本サービスの内容をよりご満足いただけるよう改良・改善し,または新サービスの開発のため
g. Amや第三者の広告の配信または表示のため
h. メンテナンス,重要なお知らせなど必要に応じたご連絡のため
i. 本サービス運営上のトラブル解決のため - 本サービスの利用にあたってご提供いただいた個人情報は,アドバイザーご本人の同意がある場合を除いて,第三者に提供されることはありません。Amは,本サービスの利用によって取得する個人情報については,Am「プライバシーポリシー」に従い適切に取り扱うものとします。
- 本サービスの利用にあたりアドバイザーの氏名やご職業等の個人情報はAmにて保管しますが,同意を得た上で,アドバイザーの氏名,ご連絡先,ご勤務先を伏せた情報をクライアントに提供します。
第22条(通知または連絡)
Amからアドバイザーに対する通知または連絡は,Amとアドバイザーで合意した方法で行うものとします。
第23条(準拠法・裁判管轄)
- 本規約の解釈にあたっては,日本法を準拠法とします。
- 本サービスに関して紛争が生じた場合には,Amの所在地を管轄する裁判所を専属的合意管轄とします。
制定日:2024年12月25日
Asklemedica
Managing Director 代表 竹谷 沙貴子
以上